科学・ものづくり教育普及プロジェクト“ぽっけ”が京都市立八条中学校と交流しました

 2021年6月15日(火)、科学ものづくり教育普及プロジェクト“ぽっけ”と京都市立八条中学校フィールドサイエンス部が交流を行いました。

 同中学校の理科教諭・田中功一先生にご協力いただき、オンライン会議システムZoomを用いてオンライン実験教室を実施しました。実験内容は、ペーパークロマトグラフィを用いたインクの分離です。事前に学生が実験機材の準備を行い、オンラインであってもスムーズに実験を進めることができるよう工夫しました。インクの色が分離できると、生徒は嬉しそうにしていました。
 当日、田中先生には、タブレットとテレビを接続した大画面中継やタブレットでの生徒の実験風景の中継などにご協力いただきました。
 このオンライン実験教室は、代表の応用化学課程2回生・堤葵さんが田中先生と複数回に渡る協議を行った末に、約2か月の準備期間を経て実現したものです。堤さんは「この活動は、大学と中学校の連携活動を実施する上で大きな第一歩となりました。今回のケースは大学プロジェクト団体と中学校との『連携活動のモデルケース』として確立できると考えております。」と語っています。
 田中先生と強固な信頼関係を築き、今後も連携していくことを確認しました。

 科学・ものづくり教育普及プロジェクト“ぽっけ”は、こうした活動を通じ大学での学びを地域に還元していきます。

  • 当日の様子①

    当日の様子①

  • 当日の様子②

    当日の様子②