海外からの研究者等受入に係る本学取り扱いについて（教職員向け）
令和4年6月27日
教職員 各位
新型コロナウイルス感染症対策本部長
学長 森迫 清貴
海外からの研究者等受入に係る本学取り扱いについて
令和4年5月26日政府発表「水際対策強化に係る新たな措置(29)」に基づき外国人の新規入国が緩和されたことに伴い、海外からの研究者等受入については、当分の間、下記のとおり取り扱うものとします。
なお、本措置による海外からの研究者等受入にあたっては、本学が入国者等の行動管理等に責任を持つことが求められており、また、本学が本措置に基づく受入手続きについて所定の申請を完了する必要があることから、本通知の内容を十分に理解し、遵守していただくようお願いいたします。
記
- 海外からの研究者等受入に係る本学取り扱い
本措置による海外からの研究者等受入にあたっては、以下の事項について、受入教職員が責任を持って対応する場合に限り認めるものとする。
① 厚生労働省の入国者健康確認システム（ERFS）申請手続きに必要な情報（入国予定者のパスポート番号等個人情報）を担当課へ連絡すること
② 入国予定者のビザ発給に係る必要書類作成・準備について、受入教職員が責任を持って行うこと
③ 「水際対策強化に係る新たな措置(28)」に基づき、入国予定者に対し実施される措置を遵守させること
④ 入国に際し、入国予定者が実施しなければならない事項（下記3. 参照）についてサポートすること
なお、留学生及び国際訪問研究員受入については、国際課担当係（下記5. 担当係参照）までお問い合わせください。 - 「水際対策強化に係る新たな措置(29)」概要
下記①又は②の新規入国を申請する外国人について、大学が所定の申請を完了した場合、「特段の事情」があるものとして新規入国を原則として認める。
① 商用・就労等の目的の短期間の滞在（３月以下）の新規入国
② 長期間の滞在の新規入国 - 入国予定者が実施しなければならない主な事項
① 入国日、入国後の移動手段等の調整
② 入国者健康管理居所確認アプリ（MySOS）のインストール及びファストトラック（検査証明などの情報を入国前にMySOSに入力し、事前に審査を終えておくサービス）の利用
③ Visit Japan Webサービス（入国時に検疫・入国審査・税関申告の入国手続等を行えるウェブサービス）の利用
④ 入国後の待機場所の確保
⑤ （必要に応じて）入国後の検査（PCR検査又は抗原定量検査）手配
（参考：ファストトラック案内ページ）
https://www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack/
（参考：Visit Japan Webサービス）
https://www.digital.go.jp/policies/visit_japan_web/
（参考：厚生労働省HP 自費検査を提供する検査機関一覧）
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-jihikensa_00001.html - 旅費等経費について
3．に記載する主な事項、その他「水際対策強化に係る新たな措置(28)及び(29)」の適用を受けるにあたり発生する経費（待機施設等滞在費、自主検査費用、滞在施設までの移動費等）については、旅費に含めて処理します。但し、外部資金による招聘等を検討しておられる方は、旅費の支給に制限のある場合があるため、計画段階で担当課までご相談願います。 - 学内手続き等について
海外からの研究者等受入を検討される場合は、計画段階で下記担当係までご相談ください。
現在、外国籍の方が日本へ入国する場合は、滞在期間に関わらず、必ずビザが必要です。また、ビザ発給については、各国の事情により発給までに要する時間が異なります。各自、ビザ発給に係る所要期間及び以下の手続きフローをご確認の上、計画にあたっては十分時間的な余裕を持ってご準備いただきますようお願いいたします。
〈担当係〉
・外国人研究者等の採用 ：人事労務課人事企画係
・留学生の受入 ：国際課留学生係
・国際訪問研究員等受入 ：国際課国際交流係
・上記以外の外国人研究者等受入：総務企画課総務企画係
〈手続きフロー〉
※外国人研究者等の採用の場合は、下記①②⑫⑬⑭は不要
※留学生及び国際訪問研究員の受入は国際課で別途手続きを行う
① 受入教職員は、入国者に係る出張伺い作成（※様式3を添付）
（※出張伺いは、旅費先方負担でも提出すること）
↓
② 旅行承認権者による招聘等可否判断
↓
③ 出張伺い承認後（採用の場合は機関決定後）、受入教職員は、入国者健康確認システム（ERFS）申請に必要な情報を下記に入力又は連絡
・外国人研究者等の採用 ：人事労務課人事企画係へ連絡
・上記以外の外国人研究者等受入
［登録フォーム］https://www.kit.ac.jp/entry/view/index.php?id=227760
↓
④ 担当係は③の情報に基づき、入国者健康確認システム（ERFS）申請、申請完了後に発行されるERFS受付済証を受入教職員へ送付
≪受付済証発行の所要日数：１日程度≫
↓
⑤ 受入教職員は、ビザ申請に必要となる以下a～eの必要書類を作成・準備
（必要書類）（※国によって異なる）
a. 招聘理由書
b．申請人名簿（※２名以上の申請人が同時にビザ申請を行う場合）
c．滞在予定表
d．身元保証書
e．在職証明書
［参考：外務省 ビザ申請方法等］https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/index.html
↓
⑥ 受入教職員は、⑤で作成したa～eの資料及び④のERFS受付済証を入国予定者へ送付
↓
⑦ 入国予定者は、居住地最寄りの日本大使館又は総領事館等でビザ申請、申請完了後ビザ発給
≪ビザ取得までに要する日数：１週間程度（※各国事情による）≫
（※ビザ発給されなかった等の理由により、入国が不可能となった場合は、担当課へ連絡すること）
↓
⑧来日
↓
⑨ 受入教職員は、入国者が入国後「待機不要」又は「待機終了」となったことを確認し、旅行承認権者へ報告
↓
⑩ 入国者来学・旅費の支払い（帰国後に調整する場合がある）
受入教職員は、入国者の待機が解除となったことを確認できる資料（入国者健康管理センターからの「待機終了の連絡」画面コピー等）を会計課（外国人研究者等の採用の場合は人事労務課）へ提出すること
↓
⑪ 本学滞在
↓
⑫ 帰国
受入教職員は、出張報告書を作成、旅行承認権者へ提出
↓
⑬ 旅行承認権者による出張報告承認
↓
⑭ 旅費精算手続き
※ 長期滞在（91日以上の滞在）の場合は、④及び⑤の書類に先がけて、受入教職員において「在留資格認定証明書」の申請をしていただく必要があります。交付までの所要期間も１ヶ月程度要しますので、計画段階で早めに担当係までご連絡ください。
［参考：出入国在留管理庁 在留資格認定証明書交付申請］
https://www.moj.go.jp/isa/applications/procedures/16-1.html - （参考）「新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置について」
「水際対策強化に係る新たな措置(28)」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100349273.pdf
「水際対策強化に係る新たな措置(29)」
https://www.mhlw.go.jp/content/000943168.pdf
［問い合わせ先］
（本件通知及び外国人研究者等受入・海外渡航全般について）
総務企画課 総務企画係 Tel ：075-724-7014
E-mail：soumuki[a]jim.kit.ac.jp
（外国人研究者等に係る採用について）
人事労務課人事企画係 Tel ：075-724-7019
E-mail：jinjikikaku[a]jim.kit.ac.jp
（旅費について）
会計課経理係 Tel ：075-724-7073
E-mail：kitkeiri[a]jim.kit.ac.jp
（外部資金による外国人研究者等受入・海外渡航について）
研究推進・産学連携課研究協力係 Tel ：075-724-7714
E-mail：research_cooperation[a]jim.kit.ac.jp
（国際訪問研究員等受入について）
国際課国際交流係 Tel ：075-724-7129
E-mail：kokusai[a]jim.kit.ac.jp
（留学生受入・留学による海外渡航について）
国際課留学生係 Tel ：075-724-7128
E-mail：ses[a]jim.kit.ac.jp
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