令和4年度 点群データの運用に係る学内説明会を開催しました

 令和5年3月29日(水)、近年、取得が進みつつある点群データの学内での取扱いについて定めた『点群データの運用について』に係る学内説明会を開催しました。
 特に点群データと関わりが深いKYOTO Design labを中心として学内で検討した結果、点群データはその性質上、複数の学内規則を適用することとなり、その取扱いが複雑になることがわかりました。そのため、取得した点群データに係る権利の帰属や届出等の手続き及び補償等を取りまとめることにより、点群データを適正に管理し、学内外での円滑な利活用を図ることを目的として、産学公連携推進センターにおいて令和4年10月27日付けで『点群データの運用について』を定め、本学教職員及び学生を対象として説明会を開催することで取扱いを周知しました。
 説明会は2部構成で開催し、前半は点群データの運用及び利用に関する説明、後半は点群データを取得するためのスキャナーの利用方法及び取得したデータの保存方法等について説明しました。特に点群データの利用については、知的財産に関する権利が複雑に関係し、なかなか理解しにくいところですが、知的財産権及びその活用に明るい日高一樹 理事(日高国際特許事務所 所長)に箱を使ってわかりやすく説明いただいたことで、大きく頷く参加者も見られました。説明の後は活発な質疑応答・意見交換が行われ、点群データに対する高い関心が伺えました。

  • 箱を使って説明する日高一樹 理事

  • 活発な質疑応答の様子