本学学生の研究が応用物理学会の注目講演に選ばれました

 大学院 工芸科学研究科 博士後期課程 電子システム工学専攻 3回生 渡邉啓佑さんの研究が、公益社団法人応用物理学会 第85回応用物理学会秋季学術講演会において注目講演の1つに選ばれ、同学会からプレスリリースされました。

 応用物理学会では、毎年、春と秋に学術講演会を開催しており、春季は約7,000名、秋季は約6,000名が参加し、4,000件におよぶ講演と活発な討論が行われます。第85回応用物理学会秋季学術講演会は2024年9月16日(月)~20日(金)にかけて朱鷺メッセ(新潟県)ほか2会場&オンラインで開催されるものですが、開催に先立ち、同学会HPにおいて、9月12日(木)に「17件の注目講演プレスリリース」が発表されました。
 その1つとして、渡邉さんが本学電気電子工学系の西中浩之准教授と共同で発表する「ミストデポジションによる有機無機ハイブリッド (TMS)3Cu2I5 の薄膜形成と光学特性評価」が選ばれ、「鉛フリーで低環境負荷と高効率を実現 銅系発光材料で切り拓く新たな光デバイスの可能性」と題して紹介されました。同学会HPでは、この研究により、LEDやシンチレータなどの次世代光デバイス性能向上が期待されると評価されています。

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