京都工芸繊維大学の地域貢献の3本の柱

地域振興に資する工学系高度専門技術者の養成

産業を牽引し、成長の原動力となる理工系人材の育成は、特に国立大学における重要なミッションです。本学は、京都の地域特性としてニーズの高いものづくり・観光産業の分野を中心に、京都において地域を志向する工科系国立大学として、地域産業界を牽引し、イノベーションを創出する工学系高度専門技術者の養成に取り組みます。

工学分野(機械・材料・物質・生命科学・デザイン・建築等の領域)における研究成果の地域への還元

本学がこれまで実践してきた地域社会・産業界の要請に対応した研究活動の展開に加えて、自治体における政策課題として重点的に取り組まれている分野で、研究成果の地域還元を促進します。特に、京都府北部に集積するものづくり企業・観光産業が有する技術・経営課題について、北部に拠点を有する唯一の工科系大学として、大学が有する研究資源(シーズ)を活用した課題解決・イノベーションが図られるよう取組を展開します。

地域の企業・学校・市民等への「知」の提供

地域の企業・学校・市民の皆様に対し、工学分野における「知」を提供する学びの場としての機能を強化します。社会人のニーズを踏まえた学び直しプログラムの整備や地域の小中高等学校における理数教育強化のための出前授業や体験学習を充実します。