展覧会ポスターに見るマン・レイ展 「Reflected」

ポスター

マン・レイ(1890-1976)はアメリカで画家としてキャリアを開始し、マルセル・デュシャンと知り合ったことをきっかけとしてダダやシュルレアリスム運動に接近していきます。1921年に大西洋を渡りパリに拠点を移してからは、シュルレアリスム的なオブジェを制作するとともに、写真家として頭角を現していきます。

本展覧会は、多面的なアーティストであるマン・レイの作品および関連資料を多く所蔵する石原輝雄・純子コレクションより、マン・レイの展覧会ポスターにスポットを当てて紹介するものです。彼が活躍したフランス、母国アメリカ、ヨーロッパ他国、ならびに日本でこれまで開催されてきた数々の歴史的な展覧会の告知ポスターのデザインを通覧することで、キュレーターやデザイナーたちがどのようにマン・レイを捉えてきたのか、一人のアーティストの表象がどのように通低しまた変化していくのか、を探ります。

開催期間
2016年11月7日(月)~12月16日(金)
開館時間
10:00-17:00(入館は16:30まで)
休館日
日曜・祝日 ※ただし、11月20日(日)は開館します。
入館料
一般200円、大学生150円、高校生以下無料
*京都・大学ミュージアム連携所属大学の学生・院生は学生証の提示により無料で入場できます。

関連企画 シンポジウム
「マン・レイとシュルレアリスム(関西シュルレアリスム研究会との共同開催)」

日 時
2016年12月3日(土)13:00-
会 場
京都工芸繊維大学 美術工芸資料館2階 [MAP]
出演
塚原史(早稲田大学法学学術院教授/ 會津八一記念博物館館長)
「マン・レイ―ダダ・シュルレアリスムの越境者」
 
松本和史(詩人)
「レイヨグラフ作品を起点とした即興パフォーマンス」
 
河上春香(日本学術振興会特別研究員(DC))
「チェコ・アヴァンギャルドの中のマン・レイ―プラハからの眼差し」
 
木水千里(お茶の水女子大学グローバルリーダーシップ研究所研究員)
「『私は近作を描いたことがない』―1966年のアメリカでの大回顧展からみるマン・レイの晩年」
参加方法
参加費 無料(事前申し込み制)
会場の都合上、シンポジウム聴講には事前に申し込みが必要です。聴講希望の方は、参加者の氏名を記したメールを美術工芸資料館宛(sympo123[at]jim.kit.ac.jp)(※[at]を@に変換してください)までお送りください。当日に空席がある場合は、12時より当館受付にて整理券を発行します。
問合せ先
京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
TEL:075-724-7924
FAX:075-724-7920
E-mail:siryokan[at]kit.ac.jp (※[at]を@に変換してください)
URL:http://www.museum.kit.ac.jp/
展覧会HP:http://www.museum.kit.ac.jp/20161107.html