詳細・申込方法についてはヘリテージ・アーキテクト養成講座のHPをご覧ください。
昨今、文化財保護の対象の拡大、歴史的建築物の活用の促進など、建築や都市の保存再生の社会的意義の認知やその実例が格段に広がりつつあり、またヘリテージ・マネージャーの養成が全国で進み、文化遺産保護を支える人材の裾野が広がってきています。特に、使い続けられることを前提とした近現代建築の保存活用の機会が広がることで、保存再生のデザインのあり方に多様な問題が立ち現れるようになってきました。
京都工芸繊維大学では、2015年度より大学院建築学専攻に特別教育プログラム「建築都市保存再生学コース」を設置し、建築や都市の保存再生事業をリードしうる人材の育成に向けた教育を進めるとともに、シンポジウムや特別研究会を開催し、保存再生に関わる最新の研究及び情報を集積・発信してきました。これまでの教育研究の蓄積を踏まえ、2020年度より、社会人を対象とするリカレント教育プログラム「ヘリテージ・アーキテクト養成講座」を新たに開講いたしました。
本学大学院の建築都市保存再生学の教育研究におきましては、近現代建築を主な対象とし、使い続けることを前提とした保存再生デザインを主導できる人材の育成に取り組んできました。社会人を対象とする本養成講座では、より建築の実務に特化してリビング・ヘリテージの保存再生デザイン及び活用提案を行う高度な能力を有する人材、すなわち「ヘリテージ・アーキテクト」を養成することを目的とした教育を行います。
- 開講日時等
- 2024年9月21日(土)~2025年2月16日(日)
原則隔週土曜日 10:30から17:40(17:10)
第1回 2024年9月21日(土)はオリエンテーションのため、9:30 開始
第2回 9月28日(土)、第10回 2025年2月1日(土)は1限見学会①②のため、10:00 開始
第7回 12月8日、第11回 2025年2月16日は日曜日開催
(全11回 計61時間)(予定)
※詳細の開講日時(予定)はこちらをご覧ください。
- 履修資格
- 以下の(A)または(B)のうち少なくとも一方を満たし、歴史的建築の保存再生デザインに強い関心をお持ちの方。
(A)建築士(一級、二級、木造建築士のいずれか)資格保持者
(B)ヘリテージ・マネージャー(文化財マネージャー)修了認定保持者
なお(B)の場合は、高校以上の学校において、建築系分野の学科や学部等を卒業あるいは修了していることが必要である。履修証明プログラム受講申請書の「最終学歴欄」でそれを示すこと。もしその学校が最終学歴でない場合は、最終学歴とともに記入する。
- 定 員
- 30名程度
※申込多数の場合は書類選考
- 申込期間
- 2024年5月13日(月)~7月19日(金)(当日消印有効)
- 受講料
- 90,000円(1人)
※本講座は、厚生労働省の「教育訓練給付制度(特定一般教育訓練)」講座に該当し、一定の条件を満たせば受講料の40%の補助を受けられます。
※見学会、プロジェクト見学会当日の入館料、交通費等は自己負担となります。
- 場 所
- 京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス 他 [会場へのアクセス]
- 問い合わせ
- 京都工芸繊維大学 ヘリテージ・アーキテクト養成講座事務局
E-mail:hakit[at]kit.ac.jp(※[at]を@に変換してください。)