平成３０年６月１６日（土）、本学６０周年記念館において、KIT同窓会の皆様のご臨席のもと「KIT同窓会・KIT若手研究者支援プロジェクト」の成果報告会・採択者授与式を開催しました。
　本学では、KIT同窓会の支援をうけ、挑戦的で独創性に富んだ発想の研究を行う若手研究者を支援することにより、研究の更なる活性化と質の向上を目指すことを目的とした「KIT同窓会・KIT若手研究者支援プロジェクト」を実施しており、平成２９年度より成果報告会・採択者授与式を本学の応援団かつ継続的支援者でもあるKIT同窓会の総会・懇親会と同時に開催しております。
　成果報告会では、平成２８年度採択者の電気電子工学系　西中浩之助教から「半導体技術と細胞外電子伝達系微生物の融合による人工光合成に関する研究」の成果報告が行われ、微生物と半導体を組み合わせた新しい方法による人工光合成を目指す研究について発表がありました。
　続く採択者授与式では、平成３０年度採択者である材料化学系　髙﨑緑准教授（研究テーマ：「環境に低負荷な溶媒不要のナノファイバー製造法の開発とその新機能化」）に対して、山崎達夫同窓会会長より採択決定通知書が授与され、髙﨑准教授より研究への抱負が述べられました。
　当日は、多くの卒業生の皆様がご臨席され、活発な質疑応答が行われるなど盛況のうちに幕を閉じました。また、続く同窓会の懇親会では、本学と株式会社大安のご協力により、共同で商品化に取り組んだ「松ヶ崎浮菜かぶ」の佃煮が並び、好評を博しました。

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「松ヶ崎浮菜かぶ」に関する株式会社大安の大角安史 代表取締役社長と古山正雄 前学長の対談はこちらをご覧ください。

• 成果報告をする西中助教
• 成果報告を熱心に聞かれる同窓会の方々
• 採択者授与式
  森迫学長（左）、髙崎准教授（中央）山崎同窓会長（右）
• 「松ヶ崎浮菜かぶ」を手に　
  株式会社大安　大角正幸会長（中央）
  （平成２１年本学応用生物学科卒業）