澤田祐一教授ら研究グループが歩行学習支援ロボット「Orthobot」を共同開発しました

 本学機械工学系の澤田祐一教授、東善之助教らの研究グループは、京都大学大学院医学研究科の大畑光司講師、川崎詩歩未同博士課程学生、佛教大学保健医療技術学部の坪山直生教授らとの共同研究により、歩行学習支援ロボット「Orthobot」を開発しました。

 Orthobotは、歩行に何らかの障害を抱える人々の歩行リハビリテーションを補助する装着型アシストロボットです。従来のリハビリテーションロボットは装着に時間がかかり、専門家による設定が必要であるなど、専門家のいない介護現場では利用が困難でした。本機器はモーターとセンサーを内蔵した本体ユニットを、使用者が歩行リハビリテーションにおいてKAFO(長下肢装具)に取り付けるだけで、装着者の歩行を本来あるべき歩行運動に誘導することができます。本機器を使用することにより、歩行が不安定になった方に対して、簡便に正常な歩行を体験させることが可能になります。
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  • IMG_6055「Orthobot」本体ユニットと腰ベルト
  • IMG_6187本機器をKAFO長下肢装具)に装着した様子