繊維科学センター大阪地区講演会を開催しました

平成26年11月13日、繊維科学センターは第5回大阪地区講演会「広がるシルクの世界 - 産官学で新たな需要掘り起こしを」を大阪市の綿業会館にて開催しました。

この講演会は、本学繊維科学センターの活動を広く社会に発信するため毎年開催されているもので、大阪での開催は今回が5回目となります。

今回の講演会は、講演、パネルディスカッションの2部構成で行いました。講演では、中山 泰京丹後市長をはじめ、繊維・未来塾塾長の松田正夫氏、Kぷらんにんぐ代表で染織作家の行松啓子氏、kibiso tsuruoka silkプロデューサーの岡田茂樹氏、本学森 肇副学長が、産官学それぞれの立場からお話しいただきました。

その後、繊維科学センター繊維デザイン戦略室の松下義弘特任教授の司会のもと、シルク産業の中核を担い非常に先進的な取組を実施している企業の方々を招いたパネルディスカッションが実施され、日本の繊維産業の現状と今後について参加者とともに情報を共有し考察を深めることができました。更に、パネリストからは「今後大学に期待すること」として、厳しくも温かい言葉が大学に寄せられました。

また、講演会の会場では、講演者、パネリストからのシルク製品等の展示と合わせて、本学が推進してきたシルクに関連する教育研究活動の紹介も行われました。

当日は繊維関係の企業を中心に学外から120名の参加があり、講演会は盛況のうちに幕を閉じました。

  • 開会の挨拶をする森副学長開会の挨拶をする森副学長
  • 中山泰京丹後市長の講演の様子中山泰京丹後市長の講演の様子
  • パネルディスカッションの様子パネルディスカッションの様子
  • 展示の様子展示の様子