英語スピーキングテストを実施しました

平成27年1月20日~22日、1年次生全員(約700名)を対象としたCBT(computer-based test)方式の英語スピーキングテストを実施しました。

本学の学生の平均TOEICスコアは全国的に見ても高水準です。しかし、実際の場面で自信を持って英語を使える学生は多くありません。この問題を解決するために、本学が独自に開発したCBT型スピーキングテストを定期的に実施することになりました。

今回開発したスピーキングテストは学内への波及効果に重点を置いた「教育のためのテスト」であり、「京都工繊大の学生が習得すべき能力」を学生に周知し、それに向けた学習を促すことが最も重要な目的です。

今後は、問題の妥当性や採点システムの信頼性向上のための研究をさらに推し進めるとともに、このテストの検証結果を踏まえ、来年度以降はスーパーグローバル大学創成支援事業の一環として、CBT型英語スピーキングテストを定期的に実施する予定です。学生の反応やテスト導入の成果を検証することにより、近い将来、大学院入試や学部入試に英語スピーキングテストを導入することも検討しています。

学生たちは、初めてのスピーキングテストにやや緊張した面持ちで取り組んでいました。

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