SGU-COCジョイントフォーラム2015 in京都を開催しました

 平成27年3月17日、SGU-COCジョイントフォーラム2015 in京都「ローカリティとグローバリゼーションの時代に生きる理工系人材の未来」を本学センターホールにて開催しました。
 このフォーラムは、文部科学省の平成26年度スーパーグローバル大学創成支援事業(SGU事業、グローバル化牽引型)に採択されたことを受けて開催したものです。本学は平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」にも採択されており、両方に採択されている数少ない大学の一つです。今回は、グローバルに展開する企業の本社が多数立地する京都の地から、地域と世界をつなぐ理工系人材の育成拠点として大学の役割・目指すべき方向性について議論・発信するという趣旨で開催しました。産業界、自治体、研究機関そして本学学生・教職員を中心として、約250名の幅広い層の方々にご参加いただきました。
 基調講演「京都企業によるグローバル展開」では、株式会社堀場製作所代表取締役会長兼社長・堀場厚氏から、企業として大切なのは「人財」であり、将来を見据えた研究開発が必要である、など今後の大学のあり方に大きな示唆をいただきました。
 続いて、本学古山正雄学長をコーディネーターに、堀場氏、京丹後市長・中山泰氏、株式会社リバネス代表取締役社長COO・髙橋修一郎氏、本学KYOTO Design Labジュリア・カセム特任教授の4名によるパネルディスカッションを行いました。地方創成におけるグローバリゼーションの重要性や若者がチャレンジする環境の作り方など、活発な議論が繰り広げられました。
 また、ポスターセッションでは、大学COC事業「地域貢献加速化プロジェクト」全28事業の概要やそれらに関連する学生の研究や取り組みを展示・発表しました。
 地域社会・産業界とともにグローバル化を牽引するために大学が中核的機関として果たすべき役割を考える機会となり、参加者からも大変好評でした。

  • 株式会社堀場製作所代表取締役会長兼社長・堀場厚氏株式会社堀場製作所代表取締役会長兼社長・堀場厚氏
  • パネルディスカッションパネルディスカッション
  • ポスターセッションポスターセッション