機器分析センター市民講座を開催しました

平成27年3月9日、機器分析センターは「機器分析センター市民講座・先端技術講座『最先端技術でものを観る』」を開催しました。

この講座は同センターによる社会貢献活動の一環として、一般市民・企業の技術者や研究者・大学生を対象に毎年開催されているもので、最先端技術について本学教員が専門家の立場から解説を行います。

生体分子工学部門 清水正毅教授による講演「身の回りの色素を分子の立場から眺めてみよう」では、私たちの生活を支えているさまざまな色素について、色が見える仕組みや実用例の、分子の視点からの紹介がありました。

続いて行われた数理・自然部門 一色俊之准教授による講演「ナノの眼 -電子顕微鏡-」では、光学顕微鏡を凌ぐ解像力を持つ電子顕微鏡の原理の解説があり、普段は容易に目にすることのできない様々な物質の、ミクロ・ナノ構造の観察画像の紹介がありました。

会場には学内外から約50名の参加があり、本講座は盛況のうちに終了しました。

  • 清水教授の講演の様子清水教授の講演の様子
  • 一色准教授の講演の様子一色准教授の講演の様子