国立大学法人京都工芸繊維大学基金奨学生制度は、国際的に活躍する優れた若手の研究者及び技術者を育成することを積極的に推進するため、人材育成基金事業の一環として平成18年度より実施している、博士後期課程学生を対象とした奨学金制度です。
博士後期課程学生及び博士後期課程進学希望の博士前期課程学生を対象に募集し、選考にあたっては、研究状況、研究計画、研究業績、自己評価、学業成績、研究指導者による評価等を総合的に評価し、令和5・6年度は次の2名の博士後期課程学生を基金奨学生として採用しました。
■基金奨学生の成果報告
基金奨学生は博士後期課程修了時に、「実績報告書」により奨学金で得られた研究成果の報告を行います。
これまで採用された基金奨学生の実績報告書は下記より閲覧可能です。
・令和元年度基金奨学生実績報告書(PDF)
・令和2年度基金奨学生実績報告書(PDF)
・令和3年度基金奨学生実績報告書(PDF)
学内外との交流の促進に寄与するため、美術工芸資料館所蔵資料によるカレンダーを作成して高校、予備校、キャリアミーティング参加企業等に配布し、入試広報や就職支援に用いるとともに、同窓会や地域との交流活動に活用しました。また、1万円以上をご寄付いただいた方にも贈呈いたしました。
同窓会からのご寄附により、挑戦的で独創性に富んだ発想の研究を行う若手研究者に支援を行いました。令和4年度は、材料化学系・ELIA MARIN 准教授に対して100万円の研究費を支給しました。
研究テーマ Carotenoid reinforced 3D-printed bone substitutes
学生と教員が協働する正課外の教育プロジェクトについて、指定寄附金をプロジェクト実施者に配分し、プロジェクトの推進を図りました。
建築関係の企業からのご寄附により、建築を学ぶ学生の海外派遣研修のための旅費をデザイン科学域に配分し、事業の推進を図りました。
在学生の課外活動全般の施設・備品の整備費に充当し、事業の推進を図りました。
令和4年度は、グラウンド照明の交換と、レッグプレスマシーンの購入を行いました。
経済的理由により修学が困難な学生の留学や海外インターンシップを支援するために、奨学金を支給しました。
令和4年度は、10名に対して一時金を5万円ずつ支給しました。