第10回アジア・アフリカ学術会議および平成28年度ネオ・ファイバーテクノロジープロジェクト研究報告会を開催しました

 繊維科学センターは、平成29年3月16日(木)・17日(金)、第10回アジア・アフリカ学術会議(AA-10)および平成28年度ネオ・ファイバーテクノロジープロジェクト研究報告会を、本学で開催しました。アジア・アフリカ学術会議は、平成19年から21年の3年間、日本学術振興会(JSPS)の支援によりアジア・アフリカ地区学術基盤形成事業として行い、その後も2年に1回継続的に開催している学術会議です。また、繊維科学センターでは、毎年、学内の繊維研究に対する助成を行っており、その研究成果の報告も同時に行いました。

 冒頭、森肇理事・副学長の挨拶の後、今回はアジア・アフリカ学術会議10年目の節目ということもあり、東華大学(中国)、浙江理工大学(中国)、香港理工大学(中国)、嶺南大学校(韓国)、チュラロンコン大学(タイ)、マラヤ大学(マレーシア)、パムッカレ大学(トルコ)、ヘルワン大学(エジプト)の繊維研究者、さらにはリベレツ工科大学(チェコ)、リーズ大学(イギリス)といったヨーロッパの繊維研究者もお招きし、ご講演をいただくとともに、活発なディスカッションも行いました。また、本学の学生や留学生もポスターセッションで参加し、日頃の研究成果を国際的に発表する場となりました。最後に、浦川宏繊維科学センター長の挨拶で幕を閉じました。
 アジア・アフリカ学術会議において、繊維科学センターの助成をうけた本学教員が最新の繊維研究を発表することで、本学繊維研究の国際的なレベルを印象づける有意義な学術会議になりました。

 本学術会議には、国内外より約80名の参加があり、今後の繊維研究に係る研究者同士の国際的ネットワーク形成に大きく貢献することが期待されます。

  • 森理事副学長の挨拶森理事副学長の挨拶
  • 全体写真全体写真
  • ポスターセッションの様子ポスターセッションの様子
  • 浦川繊維科学センター長の挨拶浦川繊維科学センター長の挨拶