「環境安全教育デー」として防災訓練等を実施しました。

本学では、「環境安全マインド」をもつ人材の育成を目指し、環境安全教育に関する学内事業を実施する日として、4月24日を環境安全教育デーとして環境と安全に関わる学内事業を実施しており、同日、松ヶ崎キャンパスにて防災訓練と環境マネジメント研修等を実施しました。 防災訓練では、構内の施設設備等に精通していない学部新入生に、有事の際の初動対応や安全な避難行動を習熟させるため、大規模地震の恐怖、防災の基本である「命を守る」をテーマとした防災教育と大規模地震を想定した避難訓練を行いました。
防災教育は、センターホールにて森迫清貴理事・副学長より講演の後、京都市消防局左京消防署員から自然災害発生時の初動対応や被災地での救助活動の体験談等を交えた講演が行われました。
その後、場所を講義室へと移し、授業中に震度6弱の地震が発生したとの想定のもと、避難訓練を実施しました。講義室にいた新入生は、誘導員の指示に従って速やかに避難場所である体育館に避難しました。新入生が避難した体育館では、教職員たちにより安全確認シートが配付・ 回収され、安否情報収集が行われた後、参加者に非常食が支給されまし た。携帯電話を活用した安否確認システムの模擬訓練も実施され、 新入生は緊張感を保ちながら貴重な体験に挑み、訓練は無事に終了しま した。
また、環境マネジメントシステム研修として実験系サイトの4回生及び修士1回生を対象とした環境安全衛生教育、非実験系サイトの4回生を対象と した廃棄物・排水管理等研修が行われました。安全衛生教育では、実験室での環境安全教育に加え、京都市環境政策局北部環境共生センター職員による「京都市における一般廃棄物の減量と3Rの推進」と題した講演も行われました。
その他、遺伝子組換え実験等に係る安全講習会が行われるなど、環境安全教育活動に専念する充実した1日となりました。

森迫清貴理事・副学長による講演の様子 被災地での救助体験談を語る京都市消防局左京消防署員
森迫清貴理事・副学長による
講演の様子
被災地での救助体験談を語る
京都市消防局左京消防署員
地震発生直後の初動対応の様子 避難した体育館で安否確認の様子
地震発生直後の初動対応の様子 避難した体育館で安否確認の様子