地蔵尊例祭及び実験動物慰霊祭を実施しました

8月27日(火)、岩上大明神・大日如来地蔵尊例祭及び実験動物慰霊祭を実施しました。
昭和4年に行われた京都高等工芸学校(本学の前身校の一つ)の現在地への移転に伴う基礎工事の際、馬が足を骨折する事故が相次ぎましたが、その土中から岩上大明神と大日如来の2体の石の地蔵尊が掘り出されました。このことを工事を請け負っていた大林組等が申し出て祠を寄進し、当時の本学校地の鬼門に当たる東北隅に祀られ、以来毎年、職員有志により地蔵尊例祭が執り行われています。
今年も多くの学生・教職員らが、古くより校内を護ってくれている地蔵尊へお参りに訪れ、地蔵尊の周りは多くの供え物や提灯で飾られました。
地蔵尊例祭の後には実験動物慰霊祭がしめやかに行われ、本学にて教育・研究のために尊い犠牲となった実験動物の霊に、謹んで弔意の念が捧げられました。

地蔵尊例祭の様子
実験動物慰霊祭の様子