iGEM2013(国際遺伝子改変マシーンコンテスト)アジア大会で 本学チームが銀メダルを獲得しました

10月6日、香港中文大学で開催されたiGEM2013(国際遺伝子改変マシーンコンテスト) アジア大会において、本学チーム「KIT-Kyoto2013」が銀メダルを獲得しました。
iGEMは、学生自らが遺伝子操作によって改変して考案・作製した遺伝子やウイルスをパーツとして登録し、大会での口頭およびポスターでの発表・実験記 録や安全性評価・社会活動といった事項を総合的に競うもので、本学からは今年で4年連続の出場となります。今大会にはアジア各国から68チームが出場し、 日本からは本学に加え、東京大学・京都大学等10大学が出場しました。

本学チームは、応用生物学部門の山口政光教授・井沢真吾准教授・濱田和成助教の3名のスーパーバイザー及び、大学院生・学部4回生計7名のアドバイザー の指導のもと、応用生物学課程・情報工学課程・造形工学課程の3課程の2回生6名、1回生5名の計11名で活動しています。今年度は、清酒酵母の遺伝子を 利用した遺伝子組み換え大腸菌を利用し、大腸菌自身に日本酒特有のフルーティーな香りを作らせることを目標にしてきましたが、このたび大腸菌に「酢酸イソ アミル」という香りを作らせることに成功し、本大会での銀メダル獲得につなげました。

なお、昨年度に行われたiGEM2012でも、本学チームは銀メダルを獲得しています。

英語で熱演する本学チーム ポスター発表参加メンバー
懇親会での国際交流の様子(中国の武漢大学の学生(右)と)