最先端技術を解説する市民講座を開催しました

 平成26年3月26日、機器分析センターは「機器分析センター市民講座・先端技術講座『最先端技術でものを観る』」を開催しました。  
 この講座は同センターによる社会貢献活動の一環として毎年開催されているもので、最先端技術について本学教員が専門家の立場から解説を行います。  
 生体分子工学部門 田中直毅教授による講演「卵白ナノ繊維でつくるバイオマテリアル~生体材料から細胞制御まで~」では、食品として利用されている卵白タンパク質からの卵白ナノ繊維を、生体材料や細胞基板として利用する研究例についての紹介がありました。続いて行われた高分子機能工学部門 山雄健史准教授による講演「有機結晶をデバイスへ~有機結晶の発光と導電性~」では、有機オリゴマー材料を結晶にする方法、有機結晶の発光性や導電性、結晶を用いたデバイスへの応用がわかりやすく紹介されました。
 
 会場に訪れた40名の参加者は熱心に聞き入り、本講座は盛況のうちに終了しました。

田中教授の講演の様子 山雄准教授の講演の様子
田中教授の講演の様子 山雄准教授の講演の様子