サトウサンペイ氏記念講演会 「ユーモアとウィットと風刺」を開催しました

平成26年6月8日、漫画家・サトウサンペイ氏記念講演会「ユーモアとウィットと風刺」を60周年記念館にて開催しました。

本学では、美術工芸資料館において、本学の前身・京都工業専門学校卒業生であるサトウサンペイ氏の半世紀以上にわたる作家生活を振り返り、なかでも代表作である「フジ三太郎」(朝日新聞連載の4コマ漫画)を中心にした展覧会を開催しています。それがきっかけとなり、この度の講演会の開催となりました。

講演中、サトウサンペイ氏の漫画さながらのユーモアと茶目っ気にあふれたお話に会場は何度も笑いに包まれました。その後行われた古山学長との対談では、学長が選ぶ名作に関してサトウサンペイ氏ご本人から解説いただいたり、展覧会参加者によるベスト3作品が発表されるなど、会場は大いに盛り上がりを見せました。

※「フジ三太郎」は1965年4月1日から連載が始まり、途中わずかな中断があったものの、1991年9月30日まで26年と6ヶ月続き、その数は8168回に及びます。そして、サトウサンペイ氏は1966年に文藝春秋漫画賞、1991年に都民栄誉賞、1997年には紫綬褒章を受賞されています。

学長とサトウサンペイ氏の対談の様子 サトウ氏の講演の様子
古山学長とサトウサンペイ氏の対談の様子 サトウサンペイ氏の講演の様子