平成28年度 第1回教員FD研修会を実施しました

 平成28年11月18日(金)、「授業の英語化と教育のグローバル化を考える -具体的事例から実践的手法を学ぶ-」をテーマとする教員FD研修会を開催しました。

 本学では、平成26年度にスーパーグローバル大学等事業に採択されたことを機に、科目ナンバリングの導入やシラバスの英語化に取り組むなど、FD関連の教育事業においても国際化を推進しています。
 学内において教育グローバル化への関心が高まる中、授業の英語化への対応に関する講演を望む声が教員アンケートで多数寄せられたことから、この度、海外大学への派遣を経験した本学教員による教育活動報告と共に、岐阜大学から牧 秀樹 先生をお招きし、英語で授業を行うためのポイント等について、ご講演いただきました。

 冒頭、森迫清貴 総合教育センター長の開会挨拶に続き、第1部では、「海外教育連携事業による教育活動成果報告」と題し、昨年度、海外大学へ派遣された教員から、現地での教育活動内容や、本学との教育手法の違いなどについて発表が行われました。
 続いて第2部では、岐阜大学 地域科学部地域文化学科地域文化講座 准教授の牧 秀樹 先生から、「授業の英語化のポイントと学生による成果」と題し、様々な状況に応じた具体的手法や、岐阜大学における取組状況について講演がありました。牧先生のユーモアを交えた軽妙な語り口や、岐阜大学で実際に行われた英語授業の映像に対し、参加者が興味深く傾聴する様子が見られました。
 また、なぜ授業の英語化が必要なのかといった本質的な問いかけや、教員の英語能力に応じた授業の進め方など、具体的事例が随所に取り込まれ、参加者から「学生からの評価が高いのがすばらしい」「楽しくやるのが大切だと感じた」「非常にわかりやすい」といった感想が聞かれ、授業英語化への理解を深める貴重な機会となりました。
 最後に、大谷芳夫 総合教育センター教育評価・FD部会長より、閉会の挨拶があり、盛況の内に研修会は終了しました。

  • 森迫センター長による開会挨拶森迫センター長による開会挨拶
  • 電気電子工学系 高橋和生 准教授によるフランスでの活動報告電気電子工学系 高橋和生 准教授による
    フランスでの活動報告
  • 機械工学系 北川石英 准教授による英国での活動報告機械工学系 北川石英 准教授による
    英国での活動報告
  • デザイン・建築学系 清水重敦 准教授による米国での活動報告デザイン・建築学系 清水重敦 准教授による
    米国での活動報告
  • 熱意溢れる語り口で会場を沸かせる牧先生熱意溢れる語り口で会場を沸かせる牧先生
  • 大谷教育評価・FD部会長による閉会挨拶大谷教育評価・FD部会長による閉会挨拶