環境・エネルギー教育普及プロジェクト“TeChLover”が京都ものづくりフェア、科学の祭典京都大会に同日出展しました

 本学の「学生と教員の共同プロジェクト2017」に採択されている環境・エネルギー教育普及プロジェクト “TeChLover”(旧:Kyo Tech Lab.)が、平成29年11月11日(土)・12日(日)、京都市青少年科学センター(京都市伏見区)にて開催された「第22回青少年のための科学の祭典 2017京都大会」と、京都パルスプラザ(京都市伏見区)にて開催された「京都ものづくりフェア2017」に同日出展しました。
 本プロジェクト出展ブースには、プロジェクトメンバーの学生12名、京都市立洛陽工業高等学校の生徒9名・教員2名、京都市立京都工学院高等学校生徒3名、計26名が参加しました。

 ブースで使用した教材は、昨年度より本プロジェクトと連携関係にある洛陽工業高校の課題研究や京都工学院高校の科学技術基礎といった正課の授業への参加、および洛陽工業高校のエレクトロニクスクラブ・京都工学院高校のサイエンスクラブの部活動の支援を行いながら、本学学生と高校生が一緒になって開発・改良を行いました。

 青少年のための科学の祭典では「オリジナルムードランプをつくろう!」「オリジナルせっけん作りをしよう!」の2ブースを、京都ものづくりフェアでは「スクロースナノファイバーってなに?~手作りわたがし機をつくろう~」を出展しました。いずれの教室も整理券配布がすぐに終わってしまう程の大盛況でした。
 「オリジナルムードランプをつくろう!」では、様々な種類の木材を触り、匂いを嗅ぎ、木の性質を学びながら木材を組み立ててとうろう作りを行いました。「オリジナルせっけん作りをしよう!」では、界面活性の実験を実演しながら、手ごね石鹸を用いて好きな形、好きな色、好きな香りのオリジナルせっけんを作ってお持ち帰りいただきました。「スクロースナノファイバーってなに?~手作りわたがし機をつくろう~」では、繊維とはなにか?をわたがしを例にして学びながら、自分で空き缶から作ったわたがし機を用いて実際にわたがしを作って食べる体験教室を行いました。
 これらの教室は、それぞれのイベントの主旨に合わせて、「科学技術を用いたものづくり」「ものづくりの中にある科学技術」ということを意識しながら行いました。アンケートでは、「家でもまた作りたい」「ものづくりが好きになった」といった意見をいただき、活動の意義を大いに感じました。

 環境・エネルギー教育普及プロジェクト“TeChLover”は、今後もこのような科学・ものづくり教室への出展を行いながら、高校生への研究指導、資格取得指導といった活動も行っていきます。

  • オリジナルムードランプをつくろう!オリジナルムードランプをつくろう!
  • オリジナルせっけん作りをしよう!オリジナルせっけん作りをしよう!
  • スクロースナノファイバーってなに?~手作りわたがし機をつくろう~スクロースナノファイバーってなに?
    ~手作りわたがし機をつくろう~