令和2年11月25日(水)、本学福知山キャンパスにおいて「地域創生課題セミナーⅠ」の最終報告会を開催しました。
地域創生Tech Program3年次第3クォーター必修科目である本科目では、学生が3~4人ずつ5チームに分かれ、綾部市及び福知山市に所在する企業から提供された課題に取り組みます。今回の報告会では課題解決案や、作成したプロトタイプの発表を行いました。
■企業名・テーマ
「酒造りの楽しさを伝える見学コースと店舗レイアウトの提案と試作」
「『With or Postコロナ社会』における記念館・博物苑の在り方の提案と試作
~集客アップか?安心安全か?或いは…?~」
「新工場竣工に合わせた老舗の情報発信方法の提案と試作
~古い、汚い、田舎といったネガティブなイメージを払拭する情報発信~」
「イノベーティブなオフィス環境の提案と試作~技術者の創造意欲をかきたてるには~」
「大学生がA to Zを用いて地域の脱炭素社会の可能性を発見する番組の提案」
今年度は新型コロナウイルス感染症対策としてオンラインでも報告会の様子を配信し、テーマ提供企業関係者を始め、京都府北部の高校関係者、大学関係者等延べ67名の参加がありました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、企業関係者との対面での打ち合わせや、フィールドワークの機会が例年より少なく、制限された環境の中で授業を進めてきましたが、企業の方々のご理解・ご協力により、無事最終報告会を終えることが出来ました。
質疑応答の中で、学生が真摯に課題へ取り組む姿勢への高い評価や、課題解決策の実装化への意気込みが語られるなど、今後の展開が期待されます。
※写真(上)は撮影時のみマスクを外しています。