京都テクノロジー講演会を開催しました

 繊維科学センターと(地独)京都市産業技術研究所は、平成22年より技術及び研究に関する交流を行っており、定期的に「研究交流会」を開催しています。13回目となる今回は、「京都テクノロジー講演会」と名称を新たにし、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年に引き続きオンラインで令和3年11月4日(木)に開催しました。今回の講演会テーマは、本学が名称に「繊維」を戴く我が国で唯一の大学であり、また(地独)京都市産業技術研究所が公設試として「繊維」関連の体制が一番充実した機関であることから、「1×1=1」としました。
 冒頭、佐久間淳繊維科学センター長の挨拶により始まった講演会は、本学から野々口斐之材料化学系講師と安永秀計繊維学系准教授、京都市産業技術研究所からは小田明佳製織システム・DXチーム主席研究員、池永誠工芸・漆チーム次席研究員が講演を行い、最後に繊維科学センターのシニア・フェローも兼任する杉浦和明京都市産業技術研究所理事から閉会の挨拶がありました。講演会には産官学の各界より41名の参加があり、盛況のうちに幕を閉じました。