マクセル株式会社と包括技術交流に関する協定を締結しました

 本学は、2022年1月31日に、マクセル株式会社と包括技術交流に関する協定を締結しました。
 締結式はリモートにて行われ、マクセル株式会社 中村啓次 取締役社長、本学 森迫清貴 学長の挨拶のあと、担当理事から協定内容の説明があり、その後、包括協定書への署名が行われました。
 本協定は、本学の教員とマクセル株式会社の社員が、積極的かつ有効的な技術の包括交流の促進により、双方の研究・技術発展を図ることを目的に締結されたものです。
 本学とマクセル株式会社の交流により、お互いの持つ技術や知見を融合・実装させ、地域社会の課題解決を目指します。また、技術者の交流を活発化させ、相互のレベルアップを図ります。
 共に京都に位置する大学と企業が、伝統を重んじながらも時代の変化に柔軟に対応していくことで、長期的に本協定を発展させていきます。

■協定締結にあたってのコメント
【京都工芸繊維大学 森迫 清貴 学長からのコメント】
京都工芸繊維大学は、京都が持つ知と技を活用して、教育研究を展開し、新たな価値創造による次世代の社会システムを構築することにより、地球と日本の未来に、人類が「平和で豊か」な美しい社会を育むことに貢献することを社会的使命として掲げています。本協定により、本学教員とマクセル社員が連携を深め、さまざまな社会課題に向き合うことで、より一層大きな社会貢献を果たしていくことをめざします。

【マクセル株式会社 中村 啓次 取締役社長 からのコメント】
マクセルは、「混合分散」「精密塗布」「高精度成形」の独創技術であるアナログコア技術を活かし、持続可能な社会へ貢献し続けています。本協定では、大学における先端的技術との掛け合わせにより、新たな事業への挑戦をめざします。人材の幅広い交流を通じて、京都工芸繊維大学の歴史や伝統文化の中から生み出される斬新なアイデアを取り入れることで、時代の変化を先取りした製品やサービスを生み出し、より良い社会を創造することに貢献したいと考えます。

(マクセル株式会社)
1960年に日東電気工業(株)の乾電池、磁気テープ部門が分離独立し、マクセル電気工業として創業、1964年に日立グループ傘下に入ったのち、2017年に同グループから独立し現在に至ります。創業時と比べ取り扱う製品は変化していますが、創業時から培ってきた「混合分散(まぜる)」「精密塗布(ぬる)」「高精度成形(かためる)」という「アナログコア技術」を核に、現在は「ヘルスケア」「5G/IoT」「モビリティ」分野の取り組みを強化しています。
 ホームページ:https://www.maxell.co.jp/

 

2ショット

締結式の様子