全日本学生フォーミュラ大会において、本学チーム “Grandelfino”が総合優勝しました

 令和4年9月6日(火)~10日(土)、静岡県の小笠山総合運動公園(ECOPA)において、「第20回全日本学生フォーミュラ大会」(55参加チーム)が3年ぶりに開催され、本学学生フォーミュラ参戦プロジェクトチーム “Grandelfino(グランデルフィーノ)”が2017年以来4回目の総合優勝を果たしました。

 本大会は、公益社団法人自動車技術開が主催するもので、学生の自主的なものづくりの総合能力を養成し、将来の自動車産業を担う人材を育てるための公益活動として、2003年にスタートしました。競技は、静的審査(コスト、プレゼンテーション、デザイン)・動的審査(走行競技、燃費等)で構成され、学生が自ら構想・設計・製作した車両により、ものづくりの総合力が競われます。
 今年度は、静的審査3種目全て・動的審査5種目中3種目で1位とほぼすべての種目で1位を獲得し、総合成績では2位と150点以上の大差をつけての総合優勝となりました。

 チームリーダーは、「2019年の大会後、加速性能を高めるためエンジンを交換し新たなマシンを作ろうとした矢先の2020年はコロナ禍で活動が思うようにできませんでした。2021年の再始動後、コロナ禍での技術伝承が難しいところでしたが、上回生の指導もあり何とか今年に繋げることができました。2019年にエデュランスを完走できなかった悔しさをバネに頑張ってきたので、再始動2年目で優勝できたことは嬉しいです。」と語りました。

【Grandelfinoの大会成績】
総合成績 1位

    総合表彰

  • 経済産業大臣賞(全ての審査に参加し、総合得点が最も高いチーム)
  • 掛川市長賞(動的審査の得点が最も高いチーム)
  • 袋井市長賞(静的審査の得点が最も高いチーム)
  • 日本自動車部品工業会会長賞
    (エンデュランス完走チームのうち、コスト審査、プレゼン審査、
    軽量化の評価ポイントの最も高いチーム)
  • ICV総合優秀賞(全ての審査に参加し、ICVクラスで総合得点が最も高いチーム)
    種目別表彰

  • デザイン賞1位(デザイン(設計)の得点が最も高いチーム)
  • コスト賞1位(コスト・製造審査の得点が最も高いチーム)
  • プレゼンテーション賞1位(プレゼンテーション審査の得点が最も高いチーム)
  • 加速性能賞2位(アクセラレーション(加速性能)審査の得点が最も高いチーム)
  • スキッドパッド賞1位(スキッドパッド審査の得点が最も高いチーム)
  • オートクロス賞1位(オートクロス審査の得点が最も高いチーム)
  • 耐久走行賞1位(エンデュランス(耐久走行)審査の得点が最も高いチーム)
    特別表彰

  • ジャンプアップ賞(全ての審査に参加し、前回大会比で最も総合得点を向上させたチーム)
  • ベストエアロ賞2位(オートクロスまでを完走したチームの中で、レーシングカーとして最も効果的な空力解析及び熱流体解析を行い、実践したチーム)
  • エルゴノミクス賞3位(レーシングカーとしてのドライビングポジション、ペダルやハンドルの操作性、メーターの視認性など人間工学的に優れたデザインを実現したチーム)
  • 当日の様子1

    走行に向けてマシン調整

  • 当日の様子2

    最終競技スタート前

  • 当日の様子3

    最終競技で快調に走るマシン

  • 当日の様子4

    最終競技を見守るメンバー

  • 当日の様子5

    完走を記念して

  • 当日の様子6

    表彰式後の記念撮影