令和5年度 創立記念日事業講演会を開催しました 

 令和5年5月31日(水)、東京工業大学 名誉教授/前学長 三島良直氏をお招きし、「東京工業大学平成の改革とその理念」と題して、本学創立記念日事業講演会を開催しました。

 今年度も、対面とオンラインのハイブリッド方式により実施し、本学教職員、名誉教授、同窓会関係者など、約100名が参加しました。
 講師の三島氏は、東京工業大学学長としての在任期間中、のちに「東工大平成の改革」と称される一大改革を敢行されました。今回の講演会では、東工大を「世界トップ10に入るリサーチユニバーシティ」にすべく取り組んだ改革の3本柱のうち、特に「教育の質の改革」について紹介いただきました。「学生が在学中に自らを磨き、将来への夢と志を育むための教育システムを構築」し、あわせて「高校までとは全く異なる大学での学びを初年次に実感できる仕組みを構築」しつつ、「充実したリベラルアーツ教育により、物事を多角的に捉え、自らの意見を発信する力を養う」ことなどを目指した一連の改革は、大変な困難を伴ったものの、学内教職員が一丸となって取り組んだことにより、大きな成果につながったことが紹介されました。
 徹底的に学生目線に立った改革の内容に、参加者らは深い感銘を受けつつ、非常に熱心に聴き入っていました。

  • 森迫学長による挨拶

  • 三島氏による講演

  • 熱心に聴き入る参加者