産学連携協力会 講演会・交流会を開催しました

 令和5年11月27日(月)、ホテルオークラ京都にて、京都工芸繊維大学産学連携協力会 講演会・交流会を開催しました。同会は地域産業界・企業と本学との橋渡しや、連携・交流の促進等を目的に設置されたもので、本講演会、交流会には、地域の自治体・経済団体、企業の経営者、技術者、企画や人事担当者、本学教職員などおよそ100名が参加しました。
 講演会では、同会会員であるHILLTOP株式会社のご紹介により、宇宙スタートアップ企業として日本の民間企業で初めて月面着陸に挑戦されている株式会社ispaceのPartnership Acceleration Group Manager 朝妻 太郎 氏をお招きし、「Expand our planet, Expand our future.―研究開発を起点とした新規事業の可能性―」と題した特別講演が行われました。
 講演では、株式会社ispaceのビジョン「地球と月がひとつのエコシステムとなる世界を築き、月に新たな経済圏を創出すること」について、「2040年代には月に1000人が住み、年間10000人が訪れる」という「Moon Valley2040」構想や、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のミッションを通して、そこにはどんな新規事業の可能性があるかなど、研究開発の面からお話いただきました。その中で、それぞれが目指す世界の実現に向けて追求し続けることの重要性や、何事も実現のためのステップとして捉えることの大切さを熱く語っていただきました。講演会には本学の学生も参加し、朝妻氏の講演内容に、参加者一同、真剣なまなざしで聞き入りました。
 また、講演会終了後には交流会が開催され、対面での活発な情報交換・意見交換が行われました。

  • 講演会での森迫学長の挨拶

  • 株式会社ispace 朝妻 太郎 氏の講演

交流会の様子