令和6年2月29日(木)、繊維科学センターは、第8回大阪地区講演会「環境対応を考えた繊維技術のイノベーション」を綿業会館(大阪市中央区)にて開催しました。
本講演会は、繊維科学センターの活動を広く社会に報告するため、大阪と東京で毎年交互に開催されているもので、COVID-19により暫く中断を余儀なくされており、6年ぶりの開催となりました。
森迫清貴学長による挨拶の後、本学名誉教授の木村照夫氏による「繊維製品のサーキュラーエコノミーについて考える」と題した学術講演及び本学教員による研究紹介が行われました。
次に特別講演では、経済産業省製造産業局生活製品課・課長補佐 吉村晃一氏及び株式会社みずほ銀行大阪営業第一部資源・素材第二チーム部長代理 川合秋帆氏よりお話をいただきました。繊維製品における資源循環システムの構築や低炭素社会の実現について、これからどのように考え行動していけばよいかという大変貴重なお話が伺え、参加者とともに情報を共有し考察を深めることができました。
当日は、繊維関連企業を中心に学内外から94名の参加があり、盛況のうちに幕を閉じました。
開会の挨拶をする森迫清貴学長
木村照夫名誉教授による学術講演
株式会社みずほ銀行 川合氏による特別講演
熱心に聴講する参加者