グローバル化の進展で、世界の繊維産業の競争が激化する中、各国産業界は最終製品(衣料品、寝装・インテリア品など)での感性、機能、品質面などでの競争力が問われています。そのため、繊維のものづくりは各国の原料、糸、織編物、染色加工、縫製段階などそれぞれの競争力だけでなく、すべての工程の総合力を発揮していくことが望まれています。
さらに、薬品・染料など化学製品から繊維機械などの競争力も含め、競争優位のものづくり体制を構築する。その上で消費者に向け、小売段階(有店舗、無店舗)において競争力のある商品を提供できる体制作りがグローバル競争に打ち勝つ道と考えます。第6回大阪地区講演会は、産官学連携で、日本の文化(デザインなど)、技術の総力をどう結集するかをテーマに開催したいと考えております。
【プログラム】