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設立の目的と背景
本機構は、研究哲学の醸成を一義に掲げ、何のために、誰のために、どのような研究・技術を開発するのかを常に問う事を目的としてます。
研究は社会技術的動向と常に共進化を遂げています。一方、我々のいる社会は情報環境と接続することによって加速度的に変化を遂げていることから、研究機関たる大学はこれからのありうる、望ましい研究とは何かを常に問い続けることが肝要です。
本機構は、2050年を見据え、持続可能な未来の望ましい社会像を結像し、日本を牽引するため、「ありうる社会像 Possible Futures」を提示し、本学として「何が今、大学に問われていて、何をなすべきか」パーパスを示します。そして、歴史と文化に培われた京都思考に基づく、京都・日本に生きる「あらゆるいのち」のウェル・ビーイングを実現します。
第2条 機構は、次に掲げる事項を行う。 |
近年、極めて複雑で学際性の高い社会技術的課題に対応することが、大学の重要なミッションの1つとなりました。社会技術的課題とは、サーキュラーエコノミーに代表されるように複数の利害関係者から構成される脱炭素・循環型・環境容量の中での持続可能な社会の実現といった課題があげられます。
これらに対応するためには、これまでの体制(各教員の自由な発想に基づき、それぞれの専門領域「内」で特定された課題を解決することで、新たな学術的貢献を目指す研究体制)とは異なった体制を基軸とする必要性があります。教員間の自由な発想に基づき、専門領域の「間(ま)」に着目することが重要です。
体制
機構長 | 吉本 昌広 | 京都工芸繊維大学 理事・副学長 |
副機構長 | 山下 兼一 | 電気電子工学系 教授 |
水野 大二郎 | 未来デザイン・工学機構 教授 | |
KYOTO Design Lab ラボラトリー長 | Viray Erwin | 未来デザイン・工学機構 教授 |
京都グリーンラボ長 | 小林 和淑 | 電気電子工学系 教授 |
新素材イノベーションラボ長 | 中 建介 | 分子化学系 教授 |
バイオメディカル教育研究センター長 | 井上 喜博 | 応用生物系 教授 |
繊維科学センター長 | 横山 敦士 | 繊維学系 教授 |
プロデューサー | Viray Erwin | (再掲) |
ディレクター | 水野 大二郎 | (再掲) |
木内 俊克 | 未来デザイン・工学機構 特任准教授 | |
教員 | 大田 省一 | 未来デザイン・工学機構 准教授 |
井戸 美里 | 未来デザイン・工学機構 准教授 | |
SUSHI SUZUKI | 未来デザイン・工学機構 准教授 | |
津田 和俊 | 未来デザイン・工学機構 講師 |