IT(情報技術)の観点では、機械部品や電子部品の生産現場は「利用価値の高い様々なデータが時々刻々と生成される場」であり、近年では、多数のセンサーを配置してネットワーク経由でデータを収集・分析し、生産管理や設備保全、業務改善等に活用する、いわゆるIoT(Internet of Things)の導入が着目されている。この背景には、プロセッサ能力の劇的向上と、通信コスト・センサコストの低下があり、様々なクラウドサービスと併せて、導入への障壁が年々下がりつつある。
本講習会では、生産現場に適したIoT システムについて、その目的や用途から重要な要素技術にわたって、基礎から平易に解説する。特に、エッジデバイスの一種である無線センサーノードと、プラットフォーム層としての簡易web サーバーについて、実習を交えて詳解する。
◆ 先端技術研修要項(PDF)
申し込み締切日:平成29年7月21日(金)