ALS(筋萎縮性側索硬化症)については社会的な認知度も上がり、新しい治療法開発への関心が高まっていますが、遺伝資源であるショウジョウバエの疾患モデル利用による研究成果の進捗に関しては未だあまり知られていません。
ヒト疾患関連遺伝子の75%を持ち世代交代の早いショウジョウバエは、ヒト疾患のモデル動物として大変有用です。ショウジョウバエモデルを用いたALS研究の現状と展望並びにその有用性について、わかりやすくお話しいたします。
患者様とそのご家族、医師、看護師、支援者等、多くの皆様のご来聴をお待ちしております。
【演 者】
山口 政光
京都工芸繊維大学工芸科学研究科
応用生物学系教授/昆虫先端研究推進拠点長
ハノイ医科大学名誉教授