KYOTO Design Lab パブリックレクチャー
「歩く女性──デザイン対象としての靴のつくられ方と女性の歩き方」

「 歩く女性──デザイン対象としての靴のつくられ方と女性の歩き方」ポスター

KYOTO Design Lab[D-lab]は、下記の日程で、デザイナー・イン・レジデンスとしてD-labで滞在制作中のマールース・テン・ボーマーによるパブリックレクチャーを開催します。
入場無料、申込不要、通訳付きのレクチャーです。ぜひご参加ください。

歩く女性──デザイン対象としての靴のつくられ方と女性の歩き方
Walking Woman: shoe construction and female gait as a design subject

日 時|
2018年4月20日(金) 19:00-20:30
会 場|
京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab 2F

  

講 師|
マールース・テン・ボーマー[KYOTO Design Lab デザイナー・イン・レジデンス]
入 場|
無料(申込不要)
主 催|
京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab
使用言語|
英語、通訳有り
概 要|
マールース・テン・ボーマーは、技術的、マテリアル、文化的な視点から、女性のフットウェアに焦点を当てている。彼女は、伝統的でない技術や素材的技巧による実験を通して、女性の靴における一般的なタイポロジーに対し絶えず挑戦しようとしている。今回のレクチャーでは、エンジニアリングのワーキングプロセスにともなうフットウェアのデザインや製造への標準的かつ厳格なアプローチに取って代わることを目的とした現在進行中のリサーチプロジェクトを紹介する。この方法論は、運動中の(ハイヒールを履いた位置における)足を支えるために必要な構造パラメータに関するリサーチを基にしている。工学的な問題として「女性の動き」を扱うことによって、彼女は手近なオブジェクトから生まれるとされる工学を疑問視しつつ、文化的「問題」としてのハイヒールを考える。

マールース・テン・ボーマー[MA, RCA]

オランダ出身のコンセプチュアル・シューズデザイナー。オランダ・ロッテルダム在住。同世代における有望なデザイナーのひとりと謳われている。彼女のインスピレーションの源は、形態とアイデアを基とする靴の本質にある。その作品は、建築やファッション、プロダクトデザインとの対話を生んでいる。NESTA Creative Pioneer Programme (2006年)、London Design Museum Grand Brit Insurance Design Award (2009年)受賞。

イベント詳細はKYOTO Design Lab Webサイトをご覧下さい
http://www.d-lab.kit.ac.jp/events/2018/marlose-lecture/