本学職員がトレイル85kmレースと100kmマラソンの両世界選手権に出場 -100kmマラソン団体金メダル、日本人女子トップ-

 本学の事務職員、太田美紀子さんが、2016年に開催された2つの世界選手権(トレイルと100km)に日本代表選手として出場しました。同一年で両種目の代表選手の指定を受けるのは日本初のことです。
 平成28年10月29日にポルトガルのペネダ=ジェレッス国立公園で開催された「IAUトレイル世界選手権」では、総距離85km・累計獲得標高5000mのコースを13時間28分22秒(女子67位)で完走し、又、同年11月27日にスペインのロスアルカサレスで開催された「第29回 IAU 100km 世界選手権」では、7時間47分38秒で完走、日本人トップの女子総合5位となり、各国上位3名の合計タイムで争う女子団体戦において優勝、金メダルを獲得しました。この種目で日本女子団体が金メダルを獲得したのは、2007年のオランダ大会以来で、9年ぶりの快挙となりました。

 この金メダルは、今回代表に選出されたメンバー全員が、太田さんよりも速いパーソナルベストを持っているというレベルの高さや、過去の世界大会で共に戦ったことがある気心の知れた仲間で構成されていたことなどによる、抜群のチーム力で獲得したものです。
 その日本を代表する女子アスリート達の中でも、本学の事務職員がトップの成績を収めたことは、正に褒めたたえるべき偉業です。

 大会後の平成28年12月7日には、学長室において古山正雄学長に大会報告が行われ、太田さんからは、古山学長をはじめ応援していただいた教職員への感謝が述べられました。古山学長からは、「健康に気をつけて、引き続き頑張って競技に取り組んで欲しい。」との激励の言葉がかけられました。

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  • 第29回 IAU 100km 世界選手権第29回 IAU 100km 世界選手権
  • 学長と記念撮影学長と記念撮影